2005年06月20日

「仕方ない」でも脳は次善の策、別部位で思考 サル実験

http://www.asahi.com/science/news/TKY200506160322.html

すし屋でトロを注文したら品切れで、しかたなく赤身を頼む――こんなときに活発に働く脳の領域を、京都府立医科大の木村実教授(神経生理学)らがサルの実験でつきとめた。やむをえず不本意なものを選ぶときの脳内メカニズム解明に一歩近づく成果だ。17日付の米科学誌サイエンスに掲載される。
 実験では、緑のランプがついたときにサルがボタンを押せば報酬として水をたくさん与え、赤のときは少ししか与えなかった。すると、赤をつけたときは緑に比べ、反応までの時間がわずかに長かった。たくさんの報酬が見込めないため、しかたなく選び、反応が鈍くなったと考えられた。
 電極を脳に刺して脳神経の働きを調べると、赤いランプに反応したとき活発に働くのは、脳の中心部にある「視床中心正中核」という領域だとわかった。緑のランプのときはこの領域は活性化せず、逆にここを電気的に刺激すると、しかたなく行動したときのようにサルの反応が鈍くなることも確認した。
 木村教授は「期待通りに物事が進むことは少ない。ベストの選択肢が選べなくても、パニックに陥らず、次善の選択をするのは知的な行動だ。その脳のメカニズム解明の突破口になる」といっている。

自閉症に、なんらかの関係がありそうな感じもします。
posted by papa at 14:07| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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